(ときどき)個展deスカイ!

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2006年 08月 27日

村谷利一個展/吉川恵美子・本宮順子姉妹展

村谷利一個展

道展会員の村谷さんの個展。
従来の小樽らしき身近な町並みの絵から一変して、石狩河口や張碓などの風景を詩情あふれるタッチで描いています。
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風景画というジャンルは実景の描写も非常に大切ですが、画面構成というもう一つの創作も重要です。
スケッチから作品に仕上げるという作業はやはり何枚ものデッサンやエスキースを描いてからでなければ出来ません。
村谷さんは小樽市塩谷にアトリエを構えたそうです。
[時計台ギャラリー06年8月21日から26日]

同じ会場、同じ会期で
吉川恵美子・本宮順子姉妹展

こちらは本宮さんに必ずお知らせをくださいねと約束していた姉妹展
古希、還暦という姉妹ですが、お二人ともとてもそんなお年には見えません。
作家もそうですが、作品も若々しい。

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上から「厳冬の漁港」、「晩秋の香Ⅰ」「雪原の樹」いずれも本宮順子さんの作品。
重厚な下地マチエールを作りその上に薄塗りで仕上げる作風です。厳冬の漁港は黒百合会に連なる伝統的な画風です。
下の作品は姉の吉川恵美子さんの作品「凍(しば)れた朝」。冬の道庁の絵ですが、他に秋の北大や80号の風景画もありました。秋の北大キャンパスの枯れた情景を描いた渋い作品は来年のろうきんカレンダーに採用が決まったものです。
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# by kotendesky | 2006-08-27 01:14 | ギャラリー放浪記
2006年 08月 25日

パレット

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私は油彩歴は長いのですが、大きな作品はこの2年間がほとんどすべてです。その前には50号が最大で、パレットも父親がシナベニア板を切り抜いて作ってくれたものでした。
高校時代の油彩セットに同梱されていたパレットは授業で持ち歩く以外は使っていませんでした。
普段は大きめのパレットに絵の具を出して中心部だけ拭き取って使っていました。
その後自分でもパレットを作るようになり、今年の初めまでは横50センチくらいの長方形のパレットを使っていました。今でも30号くらいまではそちらを使います。
今回100号の作品を描くに当たって横幅80センチのパレットを新調した次第。
こちらは絵の具を出す部分を作らず、毎回作画が終わったら全部拭き取ります。
ローラーで絵の具をのばすときに平滑でなければムラが出来るので平面性には気を遣っています。
パレット専用のテーブルに置いて使っています。ですから指の通る穴はありません。

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少しずつ絵も出来てきましたがまだまだ先は長いです。
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# by kotendesky | 2006-08-25 00:42 | (七転八倒)制作記!
2006年 08月 23日

こんな新刊いかがでしょう?

本である。
単行本である。
身近な話題の本である。
団塊世代に属する物である。
マニアがターゲットだが、一般性もある。
知らないひとは少ない話題である。
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特に団塊世代の方に手に取ってもらえるかというのがポイントの様である。


たまにこうやって遊んでみる。カバーデザイナーとして常に制作していないと感覚が鈍るため。

書籍の編集をしばらくしてないなあ。
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# by kotendesky | 2006-08-23 23:11 | 冗舌亭日乗
2006年 08月 23日

2枚目に着手

昨日(21日)二枚目に着手した。
何とか今月までに100号2枚の目処をつけたい。
9月に入ったら、来年の個展の取材もある。すべては年間スケジュールのなかで効率よく動かなければならない。

二枚目は冬の銭函海岸を主題にした。
昨年12月23日の取材だ。 初冬の誰もいない海水浴場の風景だ。夏はドリームビーチというが昔は大浜海水浴場と呼んでいた。
中学生の頃は5月から海に入り貝を掘って釣り針につけ水中で糸を持って当たりを待つという『つり』をした。魚の泳いで居る場所までこちらから行くのだから良く釣れた。もちろん学校の先生に叱られたことは言うまでもない。
懐かしい海岸である。高校生の時は大人に混じってモトクロスの練習をした。すべてに少年時代から青春の原点の場所である。

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まずは、デッサン。この段階で一日待つ。
山の様子が気に入らない。
私の風景画は、現場の取材を一度頭の中で抽象化して、実際の画面ではその抽象のモチーフを実景に還元して行くという手順を踏む。
そうすることで実景の猥雑さや不浄のものを濾過することが出来ると考えている。
色も、実景に忠実というわけではない。
スナップ写真と違う所は色や形、物の配置、明るさの強調や省略などを作者の意図する画面に統一することだ。
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遠景の山を少し低く画面の広がりを意図した。また、少し説明的に稜線を詳細にしてみた。
大雑把に空の雲の配置を考えながら濃淡をつけてみる。同時に海になる部分を狭めてみた。
取材の日は曇りの夕方という悪条件だったが、2,3日前の快晴強風の空に戻す。
この段階では、マチエールにこだわらず、ひたすら色の調子を見て行く。
完成時は、最低でも三回は色を描くと同時にマチエールを施して行く。特に重厚さが必要な部分はローラーで0.1ミリくらいの色の層を10回以上繰り返す場合もある。
私の場合は、空間処理に課題があるためである。
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# by kotendesky | 2006-08-23 00:24 | (七転八倒)制作記!
2006年 08月 20日

千里の道程

まだ遠いです。
それでも、色を重ねるごとに画面は変化します。
当たり前ですが…
良くも悪くも。(少し弱気か?)
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# by kotendesky | 2006-08-20 04:27 | (七転八倒)制作記!
2006年 08月 17日

眠いけれど…

暑い季節が終わらない。
アトリエは30度の室温が夜も続いている。
昨晩あたりから少し涼しくなると思ったが、深夜零時をまわって湿度が相当高くなったような気がする。気温は下がってきたような気がするのに。
暑いのは絵を描いている者は多分皆同じだ。久しぶりに受験生の気分。
やるしかない。
一枚目は相当進んだ、細部を描き始めている。
通常は100号クラスだと一枚の絵に一ヶ月はかかるが搬入まで2枚描きたいので時間がない。とりあえず大まかな色づけと細部を8割くらいで抑えて、仕上げは2枚並行するという手段を選ぶことにした。
明日、日通に搬入代行の予約を入れようと思う。本当は初めての公募展には自分で搬入したいのだがサラリーマンは簡単に休めない。選外搬出は一週間もない。短期間に2日も休んでいられない。自己搬入は定年後にしよう。
これでも、自分が執刀医の支援にまわらなければ出来ない手術もある。患者さんを優先するのが義務である。

初めての公募展にすんなりと入選すると思うほど甘く考えていないが、ここまで頑張っているのだから一枚は入選してほしい。だからこれまでの努力によって得た技術を全部注ぎ込むがはたしてそれが通用するのか難しいものではある。

寝る時間はさらに少なくなったが、座ると眠るという特技で乗り切ろうと思う。

それにしても絵の具の消費は激しい。すでに絵の具チューブは6本くらい使い切った。オイル類もじゃぶじゃぶと使うのですぐに無くなる。さすがに100号は面積が大きいと妙に納得する。
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# by kotendesky | 2006-08-17 00:36 | (七転八倒)制作記!
2006年 08月 14日

少し出来てきた

デッサンを終えて、おつゆ描きする。
少し色を乗せてみる。
キャンバスの質が悪いので、吸い込みが激しく、看板絵のようになるのはいつものこと。
この状態から絵の具の層を厚くすると絵らしくなる。
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二時間後、かなり絵の具を塗り込んでみる。
まだまだ先は長い。
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明日もあさっても仕事。夜また描く。
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# by kotendesky | 2006-08-14 00:19 | (七転八倒)制作記!
2006年 08月 11日

油彩に戻りました

久しぶりに油絵を描きました。
秋の公募展の作品です。水彩で色々試した描き方を、デッサンの段階で応用しました。
従来は木炭または鉛筆でデッサンを行い、そこにバーミリオンやウルトラマリーンでデッサンを加えていったのですが、今回からグレーの薄いおつゆ描きで影を描き、その上に少し明るい色を載せて行きます。
画像はカメラを忘れたのでありません。というかデッサン段階では速いので、100号を2時間で比較的堅い絵の具の上乗せまで行ってしまったためです。
今回は雪の微妙な質感に布で固練りの絵の具をお化粧のように塗って行きます。
また、各種実験の結果使えそうな技法も試します。胡粉や方解末、水晶末も使用したいと思います。
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# by kotendesky | 2006-08-11 01:36 | (七転八倒)制作記!
2006年 08月 05日

アクリル絵の具のこと

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最近のスタジオ(アトリエ)の様子。
ますます日本画調子の画面に向かっています。
すでに100号キャンバスを2枚用意しています。

下の写真はバケツですが実はこれ、高校生の時から使っているものです。
当時出たてのアクリル絵の具用の水入れをポスターカラーに転用しないためアクリルと側面に書いています。
随分とませたガキだったと思います。浪人中にアクリルでグロッシーなブラッシの目を強調した背景のイラストをデザイン事務所に売り込みに言った記憶があります。
すべてに若かったなあと懐かしく思います。
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# by kotendesky | 2006-08-05 00:52 | (七転八倒)制作記!
2006年 07月 28日

顔料と格闘中(2)

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                               【旭岳冠雪2006年バージョン(F30・未完)】

エスキースのために水性顔料と格闘中だ。
前にも書いたが、油彩用ピグメントとアクリル用メディウムを各種混合して、最適な組み合わせを模索している。
なぜこのようなことをするのかと言えば、アクリル絵の具ではもう一つ発色が意図に添わないからだ。
それと、絵肌の品位がアクリルでは今ひとつ不満だ。
それで、日本画用顔料を使用したいのだが、これは非常に高価だ。エスキースと割り切っているから安価な材料であることが条件だが、この点で油彩用顔料は、ひと瓶が約千円と手軽だ。
これにアクリルのメディウムを加えて紙の上に定着させる。乾くと顔料の粒子がマットになりすぎるのでグロスメディウムを薄く上乗せする。こうすると透明感が増す。
詳しく書くことはしないが、といって秘密にするほどのことでもない。まず、誰もまねしないだろう。こんなに苦労して発色を求める人はそうはいない。しかし、顔料と定着材(展色材)との関係と加える比率をとらえて行くことは油彩にも生きることだと信じている。
暑い夏である。こうしたことも夏を乗り切るために気分転換となる。来月の中旬から北海道は涼しくなるので本格的に制作に入るつもりだ。
さて、どんな作品が出来るでしょうか。
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# by kotendesky | 2006-07-28 02:12 | (七転八倒)制作記!