2013年 03月 07日
![]() まあ、描けない日もあるし、調子よく描ける日もある。 描けない日は、下塗りで良いのです。 そうしているうちに自然と手が描けるように動き出すものです。 キャンバスというのはうまく出来ているもので、下塗りを繰り返した分、良い絵が出来るような気がします。 今日、21ACTという、時計台ギャラリーで発行している、評論誌をいただいた。 荒巻義雄さんが水彩連盟の柳田昭氏を追悼して書いていた。柳田昭さんは、昨年の札幌時計台ギャラリーでの個展を終え、その後体調を崩されたようで、私はその最後の個展でお会いしている。あいにく、自作品を何点も持ってきて指導を受けている絵描きさんがいて、疲れた様子だったので、欲しかった作品集も買えなかったことが心残りだった。 荒巻さんは不在のひとのぬくもり、情感を描くということが一貫していると言うようなことを書いておられた。柳田さんは、水彩連盟の委員であり、安井賞大賞受賞者であり、おそらくそういうレベルの作家さんがアマチュアの絵に親切に意見を言うということはないと思う。素朴で暖かな人柄だった。 『ぬくもり』か…やはり文章家はことばの処方がうまいなあと思った。 #
by kotendesky
| 2013-03-07 23:59
| (七転八倒)制作記!
2013年 03月 07日
僕ら世代は、あまりウォーホルについて知らないと思う。 村上隆は「アートビジネスでもっとも大事なことは何も興味を持たないことだ」といっている。 たしかに、最後のウォーホル自身の言葉が語っているなぁ。 #
by kotendesky
| 2013-03-07 22:03
| 冗舌亭日乗
2013年 03月 01日
![]() ETCをクルマに取り付けた。 事前に配線を組んでいたので、昼休みに40分で完成。 帰りにディーラーでセットアップしてもらった。 エンジン始動して音声案内が流れるとなんか感激する。 ゲートが無事上がったときは、ひとりにやりとする。 まあ、自分でやることが好きですねえ(笑)。 備忘のため金額を控えておく。 ETC本体6850円 電源パーツ800円程度 セットアップ料金2625円 #
by kotendesky
| 2013-03-01 00:12
| 冗舌亭日乗
2013年 02月 25日
![]() 旭川市博物館の学芸(研究)主幹瀬川拓郎さんの著書だ。 アイヌ研究のうちで、正面から語られなかった、小人伝説であるコロポックルに科学的な視点で切り込んだ研究である。 コロポックルは、各地のアイヌ伝説に登場するが、時にはアイヌと戦争する種族(日高)として描かれたり、阿寒ではアイヌがコロポックルの女の人を家にひきいれたらコロポックルは、怒って二度と食べ物をくれなくなったと伝承されている。 私は、コロポックルが低身長でことばを発しない、極端なシャイ。そして特徴的に部落の外に蕗の下の住人と描かれていることに着目していた。 つまり、アイヌであるが集落に入らない訳があると解釈していたのである。 差別、自らの意思による離反、病気、もしくは遺伝などである。 本書では、小人伝説は伝説の形成過程に 付け加えられた事情だと解説している。 そして近世アイヌと和人の交易がきわめて重要かつ活発であったがゆえに、その実態をカムフラージュする必要性があったり神秘性を演出する過程で形成されたモチーフなのだと書いている。 つまり、コロポックルはお伽噺でも後世の観光資源でも何でもなく、きわめて現実的な政治的需要もしくは経済的理由による、大人の考えたイメージそのものであると結論されている。 これだけ膨大な資料文献を示したコロポックル研究はこれまでなかった。 新典社新書800円+税 #
by kotendesky
| 2013-02-25 16:45
| 冗舌亭日乗
2013年 02月 21日
昼前に奇跡的に晴れたので、山の手のラーメン屋さんに行ってきた。 ![]() 先週は塩だったので、今日はしょうゆ、薄味、トッピングに岩海苔。 ![]() うん、これはいける。 スープはこくがあっても臭みはなく、魚介系のお節介もない。真っ向勝負のしょうゆ味だ。 店主の女性も上品だ。 先週の塩味で気になった麺の熟成度合いはしょうゆ味では麺そのものが違う。少しだけ太めで熟成度合いはちょうど良い。 熟成めんは微妙なタイミングで臭みとなることから、味の違いがわかる人は1回で判断せず、NETの判断をすべきだろう。 店主の女性は、ステラプレイスの白樺で修行したという。 現在、昼時間から午後3時まで営業という。 #
by kotendesky
| 2013-02-21 18:15
| 冗舌亭日乗
2013年 02月 14日
少し晴れているので出かけてみた。 ![]() 山の手の「かもめ」というラーメン屋だ。 塩ラーメンを注文。650円。 スープはほのかに魚系の香りが良い。トンコツベースだというが、臭みはない。 小樽のまほろに近い味だ。 麺は熟成が過ぎているかなあ。微妙だが… チャーシューは旨味が閉じ込められて美味い。 他に男性客が二人別々に来店。塩と味噌をそれぞれ注文。 女性ひとりで切り盛りいている。 再訪ありだな。 今日だけでは結論が出ない。 #
by kotendesky
| 2013-02-14 20:41
| 冗舌亭日乗
2013年 02月 07日
![]() メモが落っこちてきました。 ウーン、なにかいてあんねん? 絵がかいてあって、線が引いてあります。周囲のメモから絵描きなら構図のメモだってわかりますね。 で、もうひとつ出てきたものがこれ。 ![]() 青木繁の海の幸。 画面の半分が股関節(腰)、上3分の1が顎、3分の2が胸(乳首)、足関節が下から3分の1、膝が下から3分の2、とみんなが同じ位置に原則として配置されている。 それでおかしくならない群像なので、統一感基本にあるからでしょうねえ。 その他にも、画面構成上の分割線はたくさんあります。全体は簡潔に上下6分割、左右4分割で読解くのがまず必要でしょう。その他の分割線は色々な考え方で解釈できるでしょう。 #
by kotendesky
| 2013-02-07 12:38
2013年 02月 03日
![]() いやいや、この季節に芝の手入れをしようという訳ではありません。 このあいだ、閉店するというホームセンターを覗いていたら、見つけました。 で、どういうふうにつかうかというと、 ![]() つまり、チューブオープナーです。根元をくわえて右のキャップをペンチなどで回します。 製造中止になってから、代替品を探していましたが、やっと見つけた品です\(^o^)/ #
by kotendesky
| 2013-02-03 00:51
| 冗舌亭日乗
2013年 01月 27日
![]() 土曜日のパターンを蕎麦からうどんに変えてみた(笑) 琴似エリア、山の手の「寺屋」。 この店は、うどんメニューはもちろんだが、おでんが良い。 カウンターに座って、うどんメニューを決めると、先におでんメニューから 適当に2,3決めておく。 ビールを飲みながらおでんを食べていると、お目当てが到着という具合だ。 うどんは、さぬきのこしがあるやつだ。 普通、15分くらい待たなければ、ゆであがらない。 札幌で、はじめてほんとうに旨いうどん屋に巡りあった。 昨年の8月の個展の時である。 #
by kotendesky
| 2013-01-27 23:59
| 冗舌亭日乗
2013年 01月 21日
![]() このところ、土曜日は行動が決まっている。 午前中に中央区の繁華街に駐車して、歩いて出て、デパートで買い物をして、気に入った展覧会があれば顔を出し、そうでなければ本屋をのぞいたりしながらブラブラする。 キオスクで朝刊を買い、クルマを出して、昼は大抵決まった蕎麦屋に行く。 ゆっくりと蕎麦を食べて、窓から自然を鑑賞するのが心地よい。 忙しかった時分も暇な最近も、土曜日のパターンは同じだ。 これが、ストレスを溜めない処方箋だ。 #
by kotendesky
| 2013-01-21 12:29
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