2007年 02月 01日
1月22日から27日【終了】 時計台ギャラリー2階全室 道彩展(北海道水彩画会)は、八木保次さん率いる水彩の半具象、非具象の会だ。 水彩とか油彩とかの分類は不要であるという主張がみなぎっている意識が迫る。 オーソドックスだが安定した構図とタッチの佳作。ジーンズの質感も良い。色を自分の味方に出来れば数段良くなると思う。 背景と同化したような部分もあるが、それが画面の変化でもある。 風の流れを感じる情趣。遠景の家に雰囲気があり、画面を引き締めている。 この人の絵に注釈は不要だろう。しなやかな腕のフォルムがよい。 画面の花が枯れて行くというのだろうか。それにしては美しい絵だ。枯れるのは惜しい。 味のある黒猫の佇む様子を静かに描いている。 絵という表現の基本を示している。説明的でない状態でぎりぎりの表現に迫っている。
by kotendesky
| 2007-02-01 00:08
| ギャラリー放浪記
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