2011年 04月 10日
ある時ふと思ったこと 福島県の稲作地帯が作付けを見送るというニュース。 そこに商機はないだろうか。 あえて汚染米を作ってメタノールを製造し水素を取り出す原料とすることだ。 水素は燃焼することも出来るし燃料電池の材料だ。 燃料電池は言うまでもなく電力である。 これなら食料をメタノールに転用しているという批判は当たらない。 汚染米を加工してメタノールを作ると汚染したメタノールと言えるが、 そこから水素を取り出すことが汚染した水素という図式にはならない。 水素を取り出した後に残る汚染した残渣はそのまま汚染した土壌の肥料にする。 つまり汚染地帯の土壌は何年も汚染したままだが擬似的に閉鎖環境で循環する限り 汚染土は拡散しないと考えても良い。 汚染の程度にもよるが、耕作が出来ないほどの汚染は論外としても、 食料として流通させることが出来ない程度の汚染は生産の枠外とするにはもったいないことなのだ。 純粋に科学として考えて、稲作の技術と土地を遊ばせておくのはもったいないことである。 セシウムなどの半減期の長い放射能は土壌中にとどまる。これは食料生産の土壌としては 不適格だろう。 だが、土壌から生産される米からさらにアルコールにして、水素を取り出せば、 ほとんど問題ないほどの量に下がるはずである。 さらに、燃料電池の技術で電力にしてしまえば放射能はゼロとなる。 燃料電池の効率的な技術開発を急いだ方がよい。 付け加えるならば、汚染土壌で作られる米は遺伝子組み換えで赤と黄色の縞模様にしてなおかつ でんぷんの高い種類にする。 そうすることで、食用に転用されるおそれは少なくなる。加工用に犯罪的に転用されたとしても 放射線計測によって容易に追跡できるのでトレーサビリティに富む品種である。
by kotendesky
| 2011-04-10 23:18
| 冗舌亭日乗
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