2009年 10月 24日
写真用印画紙業界は設備の維持のため、新しい分野に従来の写真技術を進出させようとしている。 その一つのターゲットが個展などの催事向け小ロットのハガキの印刷だ 従来この分野はオンデマンド印刷が市場の大勢を占めていたが、写真技術で当初は1枚30円ほど で参入しようとしている。 100枚までは3000円で、200枚までは1枚25円(5000円)でハガキを作成する。 将来的には中国国内でオンライン印画を開始し、航空便を用い500枚7500円(1枚15円) を目指す。さらに1000枚1万円まで可能と見積もっている。 国内製の場合は1枚から注文を受け付け色校正をしながら好みの画質まで試し刷りを行えるので オンデマンドより画質、仕上がりの高級感に自信を持っている。 注文者はサイトから専用アプリケーションを無料ダウンロードし、ハガキ内容を作成後USBメモリーでプリントショップに持参する。注文するとすぐに一枚の色校正を出力し5枚まで無料で試し刷りする。気に入らない場合は5枚分の料金だけを支払い次回の5枚無料クーポンを渡す。 ハガキの印画面は一面だけで宛名面は固定。余白の下部にメーカーロゴとサイト名と100枚3000円などの広告が小さくはいる。受け取ったひとが注文しやすくする仕組みだ。 プリントショップは設備の投資もほとんどしなくてすむので店舗展開は簡単だと見込んでいる。 さらにA4サイズに拡大すれば専用薄手印画紙で極小ロットの図録作成も可能なのでフォトブックでの需要も見込んでいる。 対抗する印刷業界は地方の注文をまとめてDMの低価格化を推し進めてきたが、写真業界が本格参入すれば設備投資で負けるので必死だ。 (この記事は事実の断片から構成した架空のニュースです)
by kotendesky
| 2009-10-24 02:15
| 冗舌亭日乗
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