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(ときどき)個展deスカイ!

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2006年 03月 08日

二日目です

今日も素敵な出会いがあった。
私が習った木嶋先生の以前の赴任校である道立八雲高校の卒業生で、札幌市に在住のTさんという女性。
「絵画の先生はどなたでしょうか」とお聞きになる。
「札幌東高校で木嶋先生です」と私。
「やはりそうでしたか。木嶋先生の面影が画面に出ている」とのこと。
やはり木嶋先生の絵のファンで、数年前の師の個展で作品を購入なさった由。
私が編集上梓した木嶋先生の画集(北辺の啓示-木嶋良治画集・道都書房刊)も書店で購入してくださったとのこと。感謝申し上げる。

私の作品が木嶋先生の影響を強く受けているのは自他共に認める事実で、Tさんはその事がむしろうれしいとのこと。この方は早速木嶋先生と私の作品とを並べて飾ってくれるとのことで、作品を購入してくださった。

弟子である私の絵を見ながら八雲、札幌その他の都市も転勤などで過ごされた事などをしばし歓談する。師の思い出や絵の主題である小樽運河のことなど、高校は違ってもうち解けてあれこれを語ることが出来た。丁寧にお礼を述べて作品をお持ちいただいた。

木嶋氏と私は天と地ほども立場が違うが、彼女は高校の教師が生徒に自分の知識や哲学、技術を伝え、それを持ち続けている私にちょっぴり共感と評価を与えてくださったようで、とてもうれしい。多分Tさん本人もそうした幸せな人生を歩んでおられるのだろう。個展を開催して本当に良かったと思った。

開場前から待っていてくれた、美術ネットのヤナイ氏、他には運河の絵を見ながら古い時代の小樽を話してくださった80歳代の女性、自分の絵画の参考にと写真に撮らせてくれと言う老男性など、2日目にも楽しい人たちとの語らいがあった。

本日は、滅多に会えない長兄が会場に来てくれた。長兄は北海道教育大特美出身で美術の教師から道立高等養護学校の校長にまでなった。現在は定年後市内の幼稚園教諭や保育士の学校で教育にあたっている。しばし絵画談義。弟に対して遠慮がちなしかし適切な批評を聞く。
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お客様も相変わらず間断なく訪れてくださっている。
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右は少し疲れ気味の筆者。
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by kotendesky | 2006-03-08 23:55 | 最新情報


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