(ときどき)個展deスカイ!

kotendesky.exblog.jp
ブログトップ

<   2008年 07月 ( 9 )   > この月の画像一覧


2008年 07月 30日

まずまずことしは順調

個展まで、新作は非公開です。
f0019379_23501897.jpg


去年は職場の統合でこの時期とても忙しかった。
ことしは涼しい夏なので、理想的な状態で描ける。
アトリエの室温は大体24,5度。外は22,3度。少し低いと20度を切るくらいなので、
クーラーはいらない。
その半面、日中は日差しがあり、2階の室温は30度近くまで上がるから、絵の具の乾きは
早い。

120号と100号を並行して描いている。
個展まで120号は完成し、100号は9割方できあがらせる予定だ。
あと小品を2,3点と30号を1枚くらいかなあ。すでに出来ている5,6枚の絵を合わせて12点になるので、ギャラリーが狭いかも知れない。何とか10点で抑えたい。

まったくの思いつきだが、来年は5年のひと区切りの個展をこれまでの作品の中で自分が気に入っているものを中心にしたソロを開きたい。
現在の仕事の状況で、絵を描くことは出来るようだが個展として休めるかどうかが、問題だ。
[PR]

by kotendesky | 2008-07-30 01:27 | 冗舌亭日乗
2008年 07月 27日

日曜が駄目なら…

本日の日曜日は仕事。
f0019379_21283186.jpg

前日の土曜日は小樽の潮祭りの中日だったが、小樽美術館へ。
f0019379_21285125.jpg

伊藤正展を見てきた。
芸術の森美術館に所蔵の作品は木製の仮枠の痛みが激しかったのか、
今回用意したであろうアルミ仮縁に入っていたが、作品がかわいそうなくらい安い
仮縁だった。いつも思うが、既存の作品の額縁の寄付を呼びかけてもこう言うときなら
篤志が集まると思う。
野外展示の彫刻を手入れする民間プロジェクトがあるくらいだから、所蔵美術品の
額装を更新する基金を作っても良いと思うが…

まあ、余計なお世話かも知れないが、文化を残そうとするなら市民の篤志を募って
次代に引き継ぐという発想にならなければ本当の文化は根付かない。
これは美術に関係する我々が試されている問題かも知れないが…

なお、関連事業として「伊藤正の画業と戦後北海道の画壇」というテーマで8月9日(土)
13時30分から吉田豪介氏の講演が予定されている。

戦後北海道画壇に関連するが第一回全道展に伊藤正さんが出品していたのは
今回初めて知ったことである。
全道展は普通に考えられている袂分かれという図式でなく、少なくとも第一回展は
戦後北海道画壇の統一あるいは北海道画壇の戦後処理という意味合いから結集した
と考えるのが妥当なような気がするが、そのスタートにこそ伊藤正さんが積極的に加わった
というのが真相だろう。
その後分裂したというのが定説になっている。

美術館を出ると夏の日差しがまぶしかったが、ポプラが剪定されて低くなっていた。
f0019379_21281813.jpg

06年8月と比べると相当に縮んだ。
f0019379_21274295.jpg

老木だから倒木の危険もあるしね。
[PR]

by kotendesky | 2008-07-27 21:18 | ギャラリー放浪記
2008年 07月 24日

油彩の下地

f0019379_0133198.jpg

100号の下地です。その背後には120号の絵が隠れています。
今回は個展まで見せません。
というか、公募展搬入まで完成状況は見せられないのです。
f0019379_0142687.jpg

下地の拡大図。
アクリルで絵の大まかなフォルムを盛り上げています。すでにこの段階で画面のどこに何を描くかが決まっています。
ここまで準備すると、絵の具で描くという作業はかなり楽になります。
下地を丹念に施すとマチエールが出来ているので、表現は絵の具に集中できます。
色の深みも薄塗りでも出ます。
f0019379_015029.jpg

「へーえ、そんなもんすか。」とチーコも言っています。(笑)
[PR]

by kotendesky | 2008-07-24 00:15 | (七転八倒)制作記!
2008年 07月 22日

帰宅途中の発見

少し涼しい日は、徒歩で帰宅しています。
国道を小樽に向かって約30分のんびりと歩くのですが、
たまに、通る道を変えてみると面白い発見があります。
f0019379_23301863.jpg

この写真、なんだかわかりますか?
f0019379_2330339.jpg

すこし画角をかえるとこうなります。葉の形から気がついた人もいるはず。

これはオニグルミの木です。実っているのはもちろんクルミです。
房になるのですねえ。でも、クルミの固い殻が見えません。

小さい頃、札幌の北八条から手稲金山に引っ越した頃、まわりは今より
断然田舎でしたから自然の宝庫だったわけです。すぐ近くには国有林があり
学校が終わると、塾などという余計な物はありませんでしたから、
勉強などそっちのけで行動半径を非常に広く遊び歩いたわけですね。
そうしたことで、自然と共生するという智恵が自然と身に付いたわけで、
今のように、自然を守るとか環境の問題などを教育しなくとも
自然は無限にあり、少しくらい失敬してもかならず次の年には元通りになったものです。

ようするに自然保護という概念は人口が過密になった証でしょう。
ですから、人間というものはあまり増えてはいけないことなのです。
少子化という問題がクローズアップされていますが、日本の国土から
すると、いまでも人口過密なわけです。
これは世界全体で見ても人口が過密で食料が無くなることは目に見えていることで
今始まった問題ではありません。

まあ、国土政策と厚生政策はきちんと秩序だったものでなくてはなりませんが、
どこの国でも人口は都市に偏り、荒廃した自然が放棄されています。

でも、帰宅途中にクルミの木が発見され、手で採れるほど近いというのは
まんざら捨てたものではありません。意外なところに手つかずの自然が
残された偶然のメカニズムがあります。
場所は秘密です。歩かなければまず絶対に見つからないでしょう。

それと、もうひとつは小さな頃から自然と一体になった子ども時代を過ごさなければ
クルミというものが実は果実なのだということは分かりません。
スーパーで売っているような殻が木になっているわけではないのですよ。
クルミの殻を得るには胚包というのでしょうか実質性の実を土に埋め
表面だけを腐敗させてから掘り出して水で洗います。
梅干しのタネのようなものです。

日本のオニグルミは人工栽培のアメリカンウォールナッツなど問題にならないほど
濃い味のものです。
ことしは、こうした智恵を教えてくれた横浜の次兄に良い贈り物が出来そうです。
[PR]

by kotendesky | 2008-07-22 23:58 | 冗舌亭日乗
2008年 07月 20日

三連休初日は仕事

年間60日ほどある、当番日のためいつも通りに出勤した。
ルーティンの仕事を終えて、さて今日はどうしようかと考えていたところ、
外科の先生から院内用のPHSに連絡があり11時か12時頃急患とのこと。
待機する。
別の先生から病棟へ来て欲しいと連絡がある。

食堂が休みなので土曜日も開いている売店から昼食を調達して、わずかな空き時間に食事をする。

結局、午後3時頃まで病院で待機。二、三日前から高熱の患者さんが気になっていた。
やはり連休初日は、発熱の患者さんが来られたようだ。

夕方、家に戻るとデッサン会からワイフも帰ってきて、玄関前でばったり会う。

夕刻、再び呼び出しの℡。急いで車を走らせる。やはり高熱の患者さんだ。

このところ雨模様の日が多く、暑いようでいて、結構冷えるので
Tシャツなどの薄着では子どもは体温変化がうまくついて行かないようだ。

結局帰ったのは8時頃。夕食で少し落ち着く。

今晩は、途中で呼ばれても中断できる100号の下塗りをしようと考えていたが、
そううまくは行かない。
やはりオフの日でないと予定は入れられないと言うことか。

深夜から早朝に起こされなければ、明日の昼は出かける約束をして寝る。
[PR]

by kotendesky | 2008-07-20 01:37 | 冗舌亭日乗
2008年 07月 17日

ついにめまい

睡眠不足から、夕方めまいと寒気が来た。
このところ、毎晩遅くまで絵を描いていたが、少し頑張りすぎたようだ。

市議会議員のパーティーには出られなかった。

今晩のシャワーは少し熱めに最後の2分くらいを体温を上げるように
かけた。

今日は1時台に寝ます。
[PR]

by kotendesky | 2008-07-17 01:25 | 冗舌亭日乗
2008年 07月 15日

ドライブラッシュ

ドライブラッシュの重要性を認識している。

たとえばアンドリューワイエスがドライブラッシュの技法を獲得した時期と
テンペラを知った時期は画面の充実度がすごく高まった。
とくに、水彩では表現しきれなかった紙の上でのごつごつとした堅牢感や
壁や草原の質感はドライブラッシュでかなりスピーディーにかつ精密になっている。
そして、ワイエスの最終到達点のテンペラは画材を制御する感覚を彼にもたらした。

才能があふれていたワイエスはしばしば水彩の描きすぎというジレンマを
抱えていたようである。それがドライブラッシュの技法とテンペラの画材のもたらした
適度な制御が、精緻で抑制的な表現とうまく響き合って多くの重厚な作品を
成立させたのではないかと思う。

画集と図録を短期間に3冊入手しむさぼり読んだが、その感覚はますます確信となった。

転じて、自作の絵のことになって恐縮だが、油彩でドライブラッシュを用いて下書きをすると、
実に制御がうまくできることにおどろく。
私の油彩の場合は刷毛の絵の具分を別の筆でパレットに絞り落とし、
のこったかすれ状のブラッシュで描いて行く。筆跡が荒れてきたところは
適量のオイルを含ませて表面をならす。
ドライブラッシュといっても油彩の粘性は高いので、布団たたきのように
ぽんぽんと画面を叩いて表現する。
今回の作品は近景と中景にこの布団たたき描法を多く使っている。
[PR]

by kotendesky | 2008-07-15 01:34 | (七転八倒)制作記!
2008年 07月 10日

特別賞

ことしの『豊かなくらしを創る作品展』(勤労者総合文化祭)の
絵画部門で特別賞の『れんごう北海道賞』をいただいた。
3年連続の受賞である。(これまでの2回は奨励賞)
来年度からは賛助出品者となり、奨励賞の選考からはずれる。

部門別に数点選ばれる奨励賞は励みになるが、
これからは厳しい。
つねに前の作品より良い物が要求されるし、それに応える絵を描かなければ
だめだ。

受賞を期に再度自分の決意を確認した。

個展に向けた準備をしている。
120号を描いている。ことしは少し手応えが感じられる予感。
[PR]

by kotendesky | 2008-07-10 23:03 | 冗舌亭日乗
2008年 07月 04日

ワイエスの攻防

アンドリューワイエスの図録を集中的にオークションから集めている。
すでに二冊落札した。いずれもすぐに手元に届いた。
あとの二冊は負けたことと降りたことで、2勝2敗だ。
ワイエスの図録では、
とくにドライブラッシュの技法が参考になる。
油彩でも仕上げ近くなると様々な手法を試すが、
従来は繊細な草一本一本をオートマティズムに描くことは
自分の持っている技法では不可能だった。
だから、それらを避けていたり一本一本丹念に線描したりした。
油彩での線描はあまり長い線は描けない。
絵の具の含みと描出消費のメカニズムが日本画や水彩と著しく違うからだろう。

それはともかく、図録をインターネットで手に入れることは極めて便利だ。
支払いと商品の発送が確実に行われるような仕組みが出来たことによって
トラブルがほぼ皆無になったことが大きい。
驚くことだが、アンドリューワイエスの図録を買う人が世の中にいることが
判明して安心する。

ワイエスの画集は何より自分に『謙虚さ』を呼び起こしてくれる。
[PR]

by kotendesky | 2008-07-04 01:05 | 冗舌亭日乗