(ときどき)個展deスカイ!

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2006年 08月 31日

キャンバスが緩む

二枚目の形が出来てきた。
8月中に100号2枚の見通しが出来たので、9月一杯を完成度を高める時間に当てられそうだ。

今週は湿度が高くキャンバスがたるみ始めた。
アトリエは日中窓を閉め切っているので、強制換気装置により湿気が外に逃げ出す仕組みになっている。
夜、絵を描きに入ると暑いので窓を開ける。とたんに湿度が上がるのが分かる。
すると書いている最中にキャンバスがたるんでくる。
あまりにひどいので今日は30分ほどかけて2度貼りをした。本当は釘を抜いてその部分を引っ張って新たな釘を打つのだが、時間がないので釘と釘の間を引っ張って新たな釘を打った。
通常は4辺を打ち直すのだが、張りが戻ったので2辺にした。
今夜も結構湿度が高かったが、制作中にゆるむことがなかった。何とかなりそうだ。
未完成写真は明日アップします。
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by kotendesky | 2006-08-31 00:35 | (七転八倒)制作記!
2006年 08月 28日

小樽美術館へ

最近、車の運転が億劫になって、小樽や札幌駅周辺にはJRを利用しています。
27日は小樽へ。
「ほしみ」から乗車すると銭函駅からは海の景色を観ながら張碓、朝里、船浜町など絵になりそうな景色を通過します。小樽築港を過ぎると南小樽から小樽までは本日お目当ての小川清さんワールドが続きます。
小樽駅に到着すると、改札口をでる前に3,4番線ホームに上がります。
目指すはトドの剥製ではなくその後ろにある『小樽ステーションギャラリー』です。
ここは雰囲気がものすごく良いところです。入場無料。窓からは駅コンコースが見下ろせます。
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今回は旭山動物園ポスターでおなじみの動物写真家の今津秀邦さんです。
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その後、一路市立小樽美術館に徒歩で向かいます。残暑の日差しは相当強く水分補給は欠かせません。
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本日は、小川清・鈴木吾郎展の鑑賞です。

美術館を入ると向かい側の壁にいきなり「小川清さんの『雨後の路地』」が掲示されていました。
数ヶ月前に朝日新聞で作品紹介がされていました。
その左側は鈴木吾郎さんの等身大ブロンズです。
コンコースの派手な演出は今後2年間で小樽ゆかりの作家の連続展を開催するという意気込みが感じられます。
展示室は撮影禁止なので作品は図録を購入するのが良いでしょう。
小川さん、鈴木さん共に一冊1200円の安価でそれぞれA4版40ページのしっかりした図録が用意されています。編集は同館学芸員の星田七重さんです。彼女は学芸員としてこの美術館の中心的存在です。今後もますますの活躍を応援しています。
この図録の印刷は中国でなされたもので、以前別の作家に聞くところによると日本国内で印刷するより相当安価に出来るそうです。中国や韓国の個展では作家個人の図録を作って配布するというのが習慣のようです。日本とは随分と様子が違うなあと思います。
もちろん小樽美術館の展示は迫力あるものです。
3階の市民ギャラリーの水彩個展と写真グループ展も見応えがあります。
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上の写真は、美術館の山側の手宮線跡からのポプラの大木です。
いつか絵に描きたいと思っております。

私の小樽美術館訪問は月に一回定期に行っております。
美術館の後は大抵駅前の旧ステーションホテル一回の『ロートレック』で美味しいコーヒーを堪能するという習慣です。
ここのコーヒーはむかしとちっとも変わらず上質な豆を自家焙煎で提供しています。コーヒーの芳香がこれほどのものは他の店にはありません。それでいて価格はリーズナブルです。
カウンターのマダムやマドモアゼルはいつも美人です。我が家では普通『美人のコーヒー』と呼んでいます。
本店のマリーローランサンもおすすめです。こちらでは焙煎やケーキを焼く工房も兼ねています。
帰りの電車は大抵がら空きで、好きな席に座れます。左側の座席ですと海の見える石狩湾一望のしばし観光が出来ます。
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by kotendesky | 2006-08-28 01:45 | ギャラリー放浪記
2006年 08月 27日

初めてドームへ

女房に連れられて札幌ドームに行ってきました。
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きれいでした。新庄はやはり華のあるスターだなあ。
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by kotendesky | 2006-08-27 03:42 | 冗舌亭日乗
2006年 08月 27日

村谷利一個展/吉川恵美子・本宮順子姉妹展

村谷利一個展

道展会員の村谷さんの個展。
従来の小樽らしき身近な町並みの絵から一変して、石狩河口や張碓などの風景を詩情あふれるタッチで描いています。
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風景画というジャンルは実景の描写も非常に大切ですが、画面構成というもう一つの創作も重要です。
スケッチから作品に仕上げるという作業はやはり何枚ものデッサンやエスキースを描いてからでなければ出来ません。
村谷さんは小樽市塩谷にアトリエを構えたそうです。
[時計台ギャラリー06年8月21日から26日]

同じ会場、同じ会期で
吉川恵美子・本宮順子姉妹展

こちらは本宮さんに必ずお知らせをくださいねと約束していた姉妹展
古希、還暦という姉妹ですが、お二人ともとてもそんなお年には見えません。
作家もそうですが、作品も若々しい。

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上から「厳冬の漁港」、「晩秋の香Ⅰ」「雪原の樹」いずれも本宮順子さんの作品。
重厚な下地マチエールを作りその上に薄塗りで仕上げる作風です。厳冬の漁港は黒百合会に連なる伝統的な画風です。
下の作品は姉の吉川恵美子さんの作品「凍(しば)れた朝」。冬の道庁の絵ですが、他に秋の北大や80号の風景画もありました。秋の北大キャンパスの枯れた情景を描いた渋い作品は来年のろうきんカレンダーに採用が決まったものです。
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by kotendesky | 2006-08-27 01:14 | ギャラリー放浪記
2006年 08月 25日

パレット

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私は油彩歴は長いのですが、大きな作品はこの2年間がほとんどすべてです。その前には50号が最大で、パレットも父親がシナベニア板を切り抜いて作ってくれたものでした。
高校時代の油彩セットに同梱されていたパレットは授業で持ち歩く以外は使っていませんでした。
普段は大きめのパレットに絵の具を出して中心部だけ拭き取って使っていました。
その後自分でもパレットを作るようになり、今年の初めまでは横50センチくらいの長方形のパレットを使っていました。今でも30号くらいまではそちらを使います。
今回100号の作品を描くに当たって横幅80センチのパレットを新調した次第。
こちらは絵の具を出す部分を作らず、毎回作画が終わったら全部拭き取ります。
ローラーで絵の具をのばすときに平滑でなければムラが出来るので平面性には気を遣っています。
パレット専用のテーブルに置いて使っています。ですから指の通る穴はありません。

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少しずつ絵も出来てきましたがまだまだ先は長いです。
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by kotendesky | 2006-08-25 00:42 | (七転八倒)制作記!
2006年 08月 23日

こんな新刊いかがでしょう?

本である。
単行本である。
身近な話題の本である。
団塊世代に属する物である。
マニアがターゲットだが、一般性もある。
知らないひとは少ない話題である。
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特に団塊世代の方に手に取ってもらえるかというのがポイントの様である。


たまにこうやって遊んでみる。カバーデザイナーとして常に制作していないと感覚が鈍るため。

書籍の編集をしばらくしてないなあ。
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by kotendesky | 2006-08-23 23:11 | 冗舌亭日乗
2006年 08月 23日

2枚目に着手

昨日(21日)二枚目に着手した。
何とか今月までに100号2枚の目処をつけたい。
9月に入ったら、来年の個展の取材もある。すべては年間スケジュールのなかで効率よく動かなければならない。

二枚目は冬の銭函海岸を主題にした。
昨年12月23日の取材だ。 初冬の誰もいない海水浴場の風景だ。夏はドリームビーチというが昔は大浜海水浴場と呼んでいた。
中学生の頃は5月から海に入り貝を掘って釣り針につけ水中で糸を持って当たりを待つという『つり』をした。魚の泳いで居る場所までこちらから行くのだから良く釣れた。もちろん学校の先生に叱られたことは言うまでもない。
懐かしい海岸である。高校生の時は大人に混じってモトクロスの練習をした。すべてに少年時代から青春の原点の場所である。

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まずは、デッサン。この段階で一日待つ。
山の様子が気に入らない。
私の風景画は、現場の取材を一度頭の中で抽象化して、実際の画面ではその抽象のモチーフを実景に還元して行くという手順を踏む。
そうすることで実景の猥雑さや不浄のものを濾過することが出来ると考えている。
色も、実景に忠実というわけではない。
スナップ写真と違う所は色や形、物の配置、明るさの強調や省略などを作者の意図する画面に統一することだ。
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遠景の山を少し低く画面の広がりを意図した。また、少し説明的に稜線を詳細にしてみた。
大雑把に空の雲の配置を考えながら濃淡をつけてみる。同時に海になる部分を狭めてみた。
取材の日は曇りの夕方という悪条件だったが、2,3日前の快晴強風の空に戻す。
この段階では、マチエールにこだわらず、ひたすら色の調子を見て行く。
完成時は、最低でも三回は色を描くと同時にマチエールを施して行く。特に重厚さが必要な部分はローラーで0.1ミリくらいの色の層を10回以上繰り返す場合もある。
私の場合は、空間処理に課題があるためである。
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by kotendesky | 2006-08-23 00:24 | (七転八倒)制作記!
2006年 08月 20日

千里の道程

まだ遠いです。
それでも、色を重ねるごとに画面は変化します。
当たり前ですが…
良くも悪くも。(少し弱気か?)
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by kotendesky | 2006-08-20 04:27 | (七転八倒)制作記!
2006年 08月 17日

眠いけれど…

暑い季節が終わらない。
アトリエは30度の室温が夜も続いている。
昨晩あたりから少し涼しくなると思ったが、深夜零時をまわって湿度が相当高くなったような気がする。気温は下がってきたような気がするのに。
暑いのは絵を描いている者は多分皆同じだ。久しぶりに受験生の気分。
やるしかない。
一枚目は相当進んだ、細部を描き始めている。
通常は100号クラスだと一枚の絵に一ヶ月はかかるが搬入まで2枚描きたいので時間がない。とりあえず大まかな色づけと細部を8割くらいで抑えて、仕上げは2枚並行するという手段を選ぶことにした。
明日、日通に搬入代行の予約を入れようと思う。本当は初めての公募展には自分で搬入したいのだがサラリーマンは簡単に休めない。選外搬出は一週間もない。短期間に2日も休んでいられない。自己搬入は定年後にしよう。
これでも、自分が執刀医の支援にまわらなければ出来ない手術もある。患者さんを優先するのが義務である。

初めての公募展にすんなりと入選すると思うほど甘く考えていないが、ここまで頑張っているのだから一枚は入選してほしい。だからこれまでの努力によって得た技術を全部注ぎ込むがはたしてそれが通用するのか難しいものではある。

寝る時間はさらに少なくなったが、座ると眠るという特技で乗り切ろうと思う。

それにしても絵の具の消費は激しい。すでに絵の具チューブは6本くらい使い切った。オイル類もじゃぶじゃぶと使うのですぐに無くなる。さすがに100号は面積が大きいと妙に納得する。
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by kotendesky | 2006-08-17 00:36 | (七転八倒)制作記!
2006年 08月 14日

少し出来てきた

デッサンを終えて、おつゆ描きする。
少し色を乗せてみる。
キャンバスの質が悪いので、吸い込みが激しく、看板絵のようになるのはいつものこと。
この状態から絵の具の層を厚くすると絵らしくなる。
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二時間後、かなり絵の具を塗り込んでみる。
まだまだ先は長い。
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明日もあさっても仕事。夜また描く。
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by kotendesky | 2006-08-14 00:19 | (七転八倒)制作記!