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2006年 05月 26日

本人評価額

 何でも鑑定団というテレビ番組がある。視聴者が持ち込んだ品物に金額の価値を付けようと言う趣旨の番組だ。たいていの場合所有者の「本人評価額」と鑑定士の値付けである「鑑定評価額」には大きな開きがある。本人評価額以上の場合は反響があるが、本人が思っている以下のとんでもないくせ者の場合は、そら見たことかという悲惨な結果になる。

 番組制作者や鑑定士と言われる古物商は何とか美術品の扱いに『教養的な価値』をつけようと必死の姿勢が伺えるが司会者の島田伸介が彼独特の嗅覚と表現で庶民のもっている古物商(骨董屋)への扱いに引きずり落とそうとする。所詮は『カネで買うてなんぼのもんやろ』という庶民の心の奥をうまくつかんでいる。その所作に嫌みがないから彼は天才なのだ。

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by kotendesky | 2006-05-26 18:12 | 冗舌亭日乗
2006年 05月 14日

次は2007年5月

土曜日にギャラリーを下見してきた。
場所は「さっしんギャラリー」(中央区南2西3札信ビル西口地下)。
会場は新しく申し分ない広さだ。控えスペースもちゃんとある。受付の女性も親切だ。場所がよいのに料金は驚くほど安い。
今年中の予定はすでに全部埋まっているとの話だ。作家の人気は相当に高い。
すでに、現代美術系の著名なグループ展(「ハンマー会」 道教育大札幌校・工芸研究会OBによる展覧会・4月終了)や最近すこぶる筆がさえている水彩作家「竹津昇スペインスケッチ展」(5月16日から20日)も決まっている。
この人気なら、来年の予定もすぐに埋まるだろう。

さて、肝心の作品だがこの一年で新たに25点を描く。内訳は100号が2点、30号が4,5点残りはSMから15号までだ。最近のペースなら半年で一応の準備が出来て残り半年で仕上げをする予定だ。
そのほかにグループ展や小さな個展を計画する。
忙しい一年になるだろう。しかしやりがいがある。
作家は、作品を描くことが日常の仕事だ。発表が公募展でも個展でも自分の描きたい対象を、まだ模糊としているが自分の世界に収斂させて画面という宇宙に表現する。自分には今のところこれ以外に方法はない。
描く動機、描く内容、描くための技法。これらを普段から心に留めて精進するということが結果的に観に来て頂く方の満足につながる。満足とはすなわち自分と鑑賞者の心の琴線を共振させることだと思う。その共振は微かなものだとは思うがより強く働きかけるものにしたい。
来年が楽しみだ。

そして、2008年はふたたびスカイホールに会場を戻すつもりだ。この構想もすでに出来ている。
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by kotendesky | 2006-05-14 01:08 | 個展やGRP展の予定
2006年 05月 05日

山岸せいじ個展 -ツヅクコト

山岸せいじさんの個展に行ってきた。

場所は旭が丘のギャラリー門馬。本館とANNEXに作品が並べられている。
アネックスの細長い会場の写真をアップする。
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白い廊下のような空間に作家は様々な表現をする。
今回、山岸さんはその空間を時空と見立てた時の流れを表現する写真を連続した作品を発表した。
一枚1.8メートルの透明アクリルの帯を6枚。10メートルに渡って流し撮りのような写真をつなげた。
それぞれは、車の中にカメラを固定し、窓からシャッターを切った作品である。スロウシャッターのため、背景が流れて一枚の写真の中に時間が固定されている。

最初のコピー機を使った作品の連像は、作者の鬼気迫るものがあるのにくらべ、最近のは、緩やかな時間の流れを表現しているようだ。初個展から10年だそうである。その間に流れた時間の積み重ねが作者の人柄に反映して極めて落ち着いた雰囲気に結晶した様に感ずる。

ツヅクコト
愛(カナ)シミノ果テ
何処(イヅコ)ナレ
宙(ソラ)ノマバタキ
時ヲ待ツナリ

冒頭の作品に添えられた「誌」である。
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by kotendesky | 2006-05-05 00:00 | ギャラリー放浪記
2006年 05月 04日

思案中…

えーーと、えーーと、書いちゃおうかな。どうしようかなあ。
3月の個展で「次回は2年後」と公言して、「サラリーマンですから毎年はねえ…」と逃げていましたが、何とか最近は描くスピードというものが自分なりにつかめてきたりして、毎年出来る限り個展を開催しようと意気込み始めました。
会場は費用のこともあるし、少し安いところで行おうかなあと考えていましたが、どうせやるならお客さんの集まるところ。しかもプロの皆さんの開催している隣で、流れてくるお客様に入って見て頂くという魂胆が見え見えのポピュラーな会場ってやはり魅力的なものです。

今日、思い切ってセントラルスカイホールの来年のスケジュールを聞いてみたところ、何と5月の連休中に良い部屋の空きがあるというので、現在思案中。

というのは、会場費の事もあるのですが作品数が足りるかと言う問題もあるのです。
一応1年間で大小取り混ぜて24,5点を描けば個展はちょうど見やすいわけで、3月の36枚はやはり作品が込みすぎでしたよねえー。反省しきりのこの頃です。

で、やはり24,5点なら100号の大作をこれから2枚描く予定なのであとの23枚は30号が3点、10~15号が3点、8号と6号がそれぞれ3点と、これで残り11枚は例の小品で埋めるとしてゆったりとした展覧会になりそうですねえ。

少し、画風も自分のものに変わってきて師匠の模倣による習作は次回はなしです。
でも、木嶋先生の弟子を自認する私ですから色調、マチエール、線描などは痕跡を残すものの、ますます日本画の調子になりつつあります。

油彩で日本画の調子というのはなかなかしっとりとした味わいで、最近では油彩とリキテックスを組み合わせたニセコの徳丸滋さんの画風に惹かれるものがありました。
自分ではリキテックスを混合技法として使うことは乾燥時間の問題で多分しないでしょうが、ゆったりとした油彩の乾燥速度を調節できるメディウム(これがあるんですねえ)を使いこなせれば便利だろうなあと思ってみたりして、毎日あれこれと思案するのもまた作品制作の一環なのであります。

それにしても、毎年個展をすることは体力的にどこまで出来るか分かりませんが、目標になることはたいせつな事だと思っております。

秋の道展は出してみたい気がしますが、100号を車の屋根に積んで師匠のアトリエまで運んで指導を受けるのは正直しんどい話です。現在の車を買った時点で100号の絵を描くことは想定していませんでしたから、室内に入らないと分かったときは呆然としました。
一応スキーなどのためにルーフレールというものが天井に付いているのでそこに縛り付けて藤野まで一時間少々の片道を往復するのは勇気が要ります。
風の強い日や雨の日はどうしようと思案しているこの頃です。
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by kotendesky | 2006-05-04 03:16 | 最新情報