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カテゴリ:(七転八倒)制作記!( 111 )


2010年 06月 27日

忙しいけれど

ちゃんと絵も描いています。

6月に着手した100号は昨年から始めた跡地シリーズ。
今回は近くの廃鉱の様子を構成しました。
コンクリートが朽ち果ててゆく光景、繁茂する草木、水の浸食など
何かの跡地にもかすかに変わりゆく萌芽が見えます。
すさんだ人間社会にも当てはまる跡地。そこに再生の努力が
少しでも起こってくれると良いのですが…
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by kotendesky | 2010-06-27 00:57 | (七転八倒)制作記!
2010年 02月 21日

マチエールを通して絵を考える

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マチエールに凝っている。
キャンバスにアクリル系の下地を作って、5,6割はアクリルで描いている。
コラージュを組み合わせることが多くなったので堅牢な下地が必要だからだ。
そのため、キャンバスもアクリル系のものを使っているが、より薄いキャンバスが
必要な場合はフナオカの油性キャンバスA30を使う。
この場合、アクリル不可と規定されているので、クリアジェッソをナイフで
目地に食い込むように下地を作り、その上に半乾きでジェッソを施す。
これが第一次だ。
つぎに、自分のもとめている下地を作るが、最近は木工用ボンドと漆喰を
組み合わせてしっとりとした下地を作っている。
剥離を完全に防止するためにグロスバーニッシュやグロスメディウムで
薄くカバリングする。

着彩は最初はアクリルで目処をつけ、半分くらいから油彩に移行する。
やはり油彩の乾燥速度が自分に合っているからだ。
油彩の絵の具の方が自分の色を表現しやすい。

たとえば、最近の寒気の冬空を表現するには「木嶋ブルー」と呼んでいる
くすんだバジターブルーあるいはコンポーズブルーとグレーと薄いイエローオーカー系の
色彩の重なりが必要だ。
これはグラッシとパートという技法を組み合わせる必要がある。
それなしに重厚な木嶋ブルーにはなり得ない。
グラッシは簡単に言えば透明色のおツユ描き。パートはパテ描きである。
実際は少し複雑に混色もするのだが、これは各自で研究するものだ。

この数年は下地を追求してきたので下地についてはある程度自信を持っている。
絵を表現するには下地の研究抜きには語れないと思う。
油彩画の雰囲気を左右するのは7,8割は下地だとさえ思う。

お手軽に何でも手に入る時代だが、身近な素材を駆使して下地を自分のスタイルに
合わせて支配するのはそう簡単なものではない。
毎日少しずつ繰り返して初めて手にできるものである。
根気と辛抱という、造形の基本が理解できない人にはよい絵は絶対に描けないと
断言できる。
その意味でも造形という分野をライフワークにした人は何らかの確信を持っているに違いない。
人生において自信と確信を持っている人は時代の変化に無理に合わせる必要がないだけに
気持ちに余裕が感じられる。
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by kotendesky | 2010-02-21 00:20 | (七転八倒)制作記!
2009年 11月 26日

2010年シリーズへ始動

このところ、体調不良で仕事と家の往復だが、絵画の制作は予定が立たない
分、これまで以上に早く取りかからなければならない。
すでに、2010年シリーズの準備を始めた。
まず、公募展の一線美術会(一線展)の準備だ。
来年から2年間の限定だが、作品サイズが50号Sまでに制限される。
これまでの100号中心の公募展作品は50号で描かなければならない。
これはある意味で大きな変革だ。
面積が半分くらいになるので、構成が非常に重要になる。
作品を一見した時に与える印象が弱くなるからだ。
条件は皆一緒とは思うが、新人賞を頂いたからには次が重要なのだ。

道展の入選作から「各地の跡地」を何らかの形でシリーズ化するが、
その構成をすでに先週から開始した。
しかし、偏頭痛の発作が不意に現れるので描ける時に描いておかなかれば
ならない。

しばらく難儀するだろう。

他に道展の100号クラスの大作も年間3枚を公募展レベルで描くことになる。
仕事の合間に全精力を傾注する。
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by kotendesky | 2009-11-26 00:36 | (七転八倒)制作記!
2009年 10月 27日

道展入選作品

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第84回道展 入選 「跡地」 F100  アクリル・紙 混合技法・キャンバス


跡地には何かが終わって再生の萌芽がつねに現れている。戦乱、経済混乱、政治変革…しかし何かが芽生えてそして人類はそこに英知を結集すれば再生は近い。人間だからやり直すことが出来るのだ。
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by kotendesky | 2009-10-27 22:08 | (七転八倒)制作記!
2009年 10月 21日

道展飾り付け

今日は、休みをもらって道展の飾り付けに行ってきました。
これまでは観るだけだった道展の作品展示を会員会友の皆さんに混じって行うことは
感慨深いものがあります。

といいながら作業の過酷さに悲鳴を上げていました。
絵が重くて年寄りにはこたえます。
それと、展示する側の立場に立つと作品の裏にひも状の輪を左右に付けてくれると
とても助かります。
一番つらいのは細い釘だけを打ったものでこれがぐらついていると、太い釘を
打ち付けなければならない訳で作業が増えるという他に、額縁を痛めてしまう恐れもあり
作業は緊張します。
短い時間内で一気に展示を終了させる、危険な高所作業なので出品者のご協力を
お願いしたいと思います。
何だか会員みたいな言い方ですね(笑)。

自分の作品は入ってすぐの第一室、協会賞の作品の上段に飾ってありました。
協会賞は派手なので皆さんの目に触れますが、すぐ上段の作品は印象に残らないと
思います(笑)。
しかし展示室の割り振りでは第一室は光栄で良い場所であります。
周辺は新人賞や佳作賞あるいは会員や会友の作品ばかりが並んでいます。
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by kotendesky | 2009-10-21 23:08 | (七転八倒)制作記!
2009年 10月 18日

道展に入選しました

第84回道展に入選しました。
個展と一線美術展と道展の長い夏はひとまず、望外の成果を得ることが出来ました。

神経をピリピリとさせていたこの3ヶ月間。
まずは最も迷惑をかけたかみさんに感謝したいと思います。
また、職場の同僚にも理解と応援を賜り感謝したいと思います。

2年目の入選は結構プレッシャーでした。ここで落とされる人が結構いるという
ことで、内心ヒヤヒヤしていましたが、3枚目を徹夜で描いて集中力を維持できるという
自信も得ることが出来ました。
なにはともあれ、ご支援くださいましたみなさまに感謝申し上げます。
10月22日から11月8日に第84回道展は札幌市民ギャラリーで開催されます。
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by kotendesky | 2009-10-18 15:13 | (七転八倒)制作記!
2009年 10月 14日

道展の額装

道展には3枚の絵を出すことになった。
昨夜額装し本日の夕方に集荷される。

4月の終わりに100号木枠を購入し、今年はフナオカのキャンバスに無理に
アクリルの下地をつくりマチエールを重視した。
油性のキャンバスにアクリルの下地を作るには試行錯誤した方法がある。
要するに繊維の中までクリアジェッソを絡ませるのである。そうすると容易に
水性下地は剥がれない。
強靱な水性下地が出来ると、アクリルと胡粉を混合した堅めの下地絵の具をマチエールの
形状を考えながら乗せられる。
強度は所々ガムテープを貼って剥がすというテストをして、確認する。
これでオーケーの結果が出た。
とにかく剥がれそうな部分はアクリルのメディウムで覆ってしまう。
5ヶ月の結果が出るのは18日の昼頃だろう。

公募展の制作を中心に生活していると、自分の絵の進歩の度合いが分かりやすい。
ある程度公募展に合致する表現で描いていると、去年と比べてどの程度の進歩かが
分かりやすい。昨年と比べて後退しないようにするのはもちろんだが、進歩は本当に
わずかなものだと言うことが分かる。
受験勉強と同じですね。飛躍的に成績が伸びると言うことはない。
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by kotendesky | 2009-10-14 01:09 | (七転八倒)制作記!
2009年 10月 11日

断念

上京は断念しました。残念…

職場でインフルエンザが本格化してきて、対応にあたる職員の健康管理が求められています。
もっとも、自己管理が言わずもがなで出来ているので特別に注意喚起と言うほどではありませんが知らないうちに感染していて、他の方にうつすといけないわけで、多数の方があつまる授賞式などは遠慮した訳です。
その他の理由では、職場で急遽対応しなければならない事もあり、結果的には責任を全うできるということにもなりました。

この時期、公募展を乗り切る体力が必要な年齢になりました。
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by kotendesky | 2009-10-11 02:37 | (七転八倒)制作記!
2009年 09月 11日

一線展に発送

今日、クロネコヤマトで一線美術展に100号の絵を発送した。
保険(50円)を入れて3980円也。
このほかに搬入出手数料や東京都内の荷造りや輸送費に1万815円。
それと、一線美術の場合出品料に1万円がかかる。
帰りの輸送費は来てみないと分からないが、5,6千円かかるでしょうねえ。

地方から全国展に出品するには、東京都内の代理店に搬入出を委託することが
普通の方法。
(詳しい金額を書いた目的は来年のためです。すぐ忘れてしまいますから(笑))
全国の公募展に出品するには最低でこの位かかると言うことです。
中央で作品を比較されて精進しないと、良い作品にはならないと思いますし
現役の時に全国展に挑戦しないと金銭的に無理だとも言えます。

昨年感じたことは、全国展を数多く観ることによって作品に対する考え方も
変わりました。
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by kotendesky | 2009-09-11 23:12 | (七転八倒)制作記!
2009年 09月 03日

緊張痛

気付かないうちに緊張しているのでしょうねえ。
もう3週間くらい、両肩が交互に緊張して強張り、頭痛がほぼ毎日です。
3年前は左腕の神経がビリビリと痛み、昨年は腱鞘炎ふうの痛みでした。
2年前は痛みを感じることもなかったのですが、職場の統廃合や身内の不幸などで、
それどころではなかったと言うことでしょうねえ。

すべて道展の絵の製作中の症状なり。

それほど緊張しているのでしょうねえ。搬入が終われば2,3日で痛みは取れるのですが…

毎度のことですから驚かなくなりました。
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by kotendesky | 2009-09-03 18:55 | (七転八倒)制作記!