2008年 10月 26日
昨日(25日)道展を観に行きました。 自分の作品が市民ギャラリーに展示されるのは何回かありましたが、道展という公募展で 入選し展示されるのは、絵描きとして非常に名誉なことです。 しかし、自分の作品を観ると課題が非常に多く来年への反省点ばかりが目立ちます。 もちろん有頂天になっては居ません。 言うなれば、これは入学試験のようなものです。 さて、入学したはよいけれどこれからどうしようかとか、こういう絵を描きたいという 抱負や希望が強く感じられます。 今のままではもちろん進級は出来ないので2年生に向けていまから勉強を再開しなければ なりません。 今回は雪の表現にある程度自分らしさが出せたと思いますが、作品評にあるとおり雪の 白さの中に色の変化や表現の多様さを込めなければなりません。 空のブルーや山肌の茶系の色にしても、隣り合う色が同じではやはりいけません。 アトリエで観ているのと違い会場で観ると数段扁平に見えるもので、この描き方の具合を 自分で解決しなくては入選すらおぼつかないのは言うまでもありません。 入選はうれしいことですが、色々な課題を突きつけられるというのは恥ずかしいことですし 厳しい現実です。 しかし、これがあるから公募展に挑戦し続けるのです。 自分だけで絵を描いて有頂天になっても、しょせん自己満足に終わり、進歩が緩慢に なるおそれが大きいのは事実です。それを公募展という他の作家さんの作品と並べてみると 自分の欠点がよく分かります。 自分はまだスタートしたばかりです。焦らずにじっくり描こうとは思いますが、突きつけられた 自分の絵の問題点は早急に解決して行こうと強く思います。 それなくして進歩は無いと思います。
by kotendesky
| 2008-10-26 20:41
| (七転八倒)制作記!
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