2007年 10月 08日
下地にリキテックスジェッソを用いて、二度塗りし、三度目に瑚粉を溶いて加えます。 ジェッソは高いので塗料の水性アクリルのワゴンセールで缶入りのものを買っておくと良いようです。その際日本製のものを求めます。ダイソーの100円缶は韓国製で色が汚いと思います。 瑚粉は所々不均一にダマになり、本当はあとで剥がれる原因になるのでしょうが、そこはぬかりなくジェルメディウムで覆ってしまいます。そうすると強靱な皮膜が生まれますが、その上に油彩を施すとはじかれる場合があります。 ダマになったところがマチエールとして効果的な風合いになります。 ジェルメディウムの上は油彩の場合ワニスに富むとき油で少し濃いめに描いて行きます。 アクリル絵の具はメディウムの性質を理解して経験を積むことがカギです。同様に混合技法の一部として油彩を併用する場合もアクリルとワニスの相性をある程度経験的に把握しておく必要があります。 絵の具は完全に乾くと他の絵の具を重ねるときにワニスに富む描き方をしなければなりませんが、一日二日程度の乾き方なら完全に乾いているとは言えませんからどんな描き方も受け入れられます。
by kotendesky
| 2007-10-08 23:08
| (七転八倒)制作記!
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