(ときどき)個展deスカイ!

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2006年 02月 04日

絵とは何か…

描くとはどういうことか。自分にとって絵とは何か。こういったことを常に考えています。

私の家の居間には高校時代から習っている木嶋良治先生の30号の絵が掛かっています。
毎朝、その絵に向かって一日が始まり、夜のひとときをその絵の下で過ごします。
油絵は絵の具の顔料の粒子が樹脂にくるまれています。ですから絵肌が保護されて長時間の鑑賞に耐えられます。朝の光の中で、昼の陽光の中であるいは夜の照明の下でそれぞれの光が演出する違った輝きがあります。

油彩の顔料はその層が厚いと色々な輝きの変化を見ることが出来ます。同じ絵の同じ部分でもある時は深い青、ある時は軽快な青に見えたりします。
毎日違った表情を見せるその絵は先生の傑作です。無理を言って譲って頂いた作品ですが、時々「あの絵はどうしている。」と気になるご様子。

「絵は人である」という高名な画家の言葉があります。
その人の人生観、価値観が絵という作品を通じて私たち観る物に語りかけているようにも思えます。
私は、絵を描くという行為は自分では気づかないうちに「堕落しやすい愚かな自分という人間をどこかで救ってくれている」ような気がしています。

f0019379_3911100.jpg手稲連山曙光(F30)
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by kotendesky | 2006-02-04 03:09 | 冗舌亭日乗


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