2007年 03月 16日

石垣渉 水彩画の世界-流れ-  3月18日(日曜日)まで

石垣渉 水彩画の世界-流れ-
2007年3月13日(火)~18日(日)
さいとうギャラリーA
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市内大通で水彩画の教室を主宰する石垣渉(わたる)さんの個展だ。
教室も好評で生徒さんも多い。
水彩作家としての石垣氏も一段飛躍した画調の変化だ。
これまでのワイドレンズのような軽快なタッチの雪景色から、一段深い思念が加わった精神性の感じられる画風。
画角もそれに比例して幾分狭まりテーマ性が加わりつつある。
入り口の左側に深い緑の岸辺を中央に貫く川の絵があり、今展の案内はがきにも用いられているが
中品で佳作だ。川の描写はこれで問題ないと思う。手前の芝桜も春らしい華やいだ絵だ。
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雪解けの川
初めて描いた60号というが、どっしりとした重い絵に仕上がりつつある。
中央が抜けた構図は難しいが『たっぷりと水蒸気を含んだこの季節独特の空の空気感を
描きたかった』という作家の意図は的中していると言えよう。
川の部分は、空よりいくぶん調子を落とした方がより存在感が増すと思う。

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やさしい光につつまれて
作家のサイトのトップを飾る絵だが、案外注目されていない様だった。
この絵の完成度は高く、もっとサイズの大きな絵にしても十分訴えるものと思う。
向かって右側の岸の距離感は少し遠すぎると思うが大作になるとその辺は緩和されるものと思う。

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利尻富士(タイトル不詳・ごめんなさい)も見える。

多くの絵が金曜日の昼には売れていて、購入希望者には残念な人もいただろう。それだけこの作家が注目されているということである。
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by kotendesky | 2007-03-16 15:51 | ギャラリー放浪記


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