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2006年 12月 06日

ギャラリーどらーる10年の活動に幕

どらーるが今月の川口浩さんの個展で10年の歴史に幕を下ろすそうだ、
関係者の、特に坂本社長のご尽力に感謝したい。
どらーるは企画展専門のギャラリーとしてオープンから大物のコーディネーターが企画した数々のヒット企画を生み出した。
近年は2月に寒昴展という若手数人の共同展示が成功し、どらーるがベテラン中心の企画という固定をとりはらったばかりで、クローズが惜しまれる。

どらーるの最初は、立ち上げから矢崎勝美さんが関わり同時に企画展のプロデュースも担当した。
その後、吉田豪介さん、柴橋伴夫さんがプロデュースを担当し、近年は吉田さんが再びコーディネートした意欲的な企画が人気を博した。
毎月1ヶ月間の展示の最初の日にオープニングパーティーを開催し、多くの関係者が出席した。さらに展示には毎回道展の西田さんや西村さんらが参画し、これらの実力者が主体となり展示に厚みが加わった。

作家の選定も気力体力の充実した中堅クラスの重量系作品が質量共に充実し、多くの企画展の中で群を抜いた展示パワーを見せていただけに、閉鎖を惜しむ声は大きい。

もとより企画展は、作家の選定に最も気を遣い、偏向せずしかも気力体力とも横綱にふさわしい作家を招聘するなどきわめて重い作業だ。
吉田さんはじめコーディネーターの洞察力や意気込みは相当なものだと言うことが伝わってくる。同時に信頼されている吉田さんらお三方だからこそ皆が納得する企画だったのである。

クロージングをかねた今月のオープニングパーティーは会場に入りきらない人達がロビーまであふれて談笑するなど、このギャラリーの果たしてきた役割の大きさにあらためて坂本社長の存在の大きさを感じた。

公募展の枠を超えた作家の交流や企画の流れ、そして野田弘志さんの秘蔵っ子など本州の作家の招聘は将来北海道美術のシーンで語り継がれることは間違いない。

クローズは残念だが坂本氏ら関係者の皆さんへの感謝が素直に言える。
記憶に残るギャラリーだった。

企画ギャリーどらーるのサイト

【この記事は12月7日に改作しました】
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by kotendesky | 2006-12-06 02:24 | ギャラリー放浪記


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