2012年 06月 26日
もう、二年くらい前から日常的に飲むものは室温で飲んでいる。 何かを目的にはじめたものではないが、なんとなくからだに合っているような気がしている。 というと格好良いが、病院勤務時代に冷えたコーラを買ってきても大抵ひと口ふた口飲むと急患などで呼ばれ、ぬるい飲み物が当たり前になっていた時期があったためだ。偶然というか開き直りというか、室温の飲料水を考えさせられたことが発端だ。 自分の場合、冷蔵庫というものが家庭に入って来たのは小学校三年生くらいだったと記憶しているから、それまでは冷やすということは水道水の温度に近づけるということで、氷の入ったサイダー(シトロンと呼んでいた)を飲むのはデパートの食堂か極くまれに不二家レストランに連れて行ってもらった時だけだった。 お気に入りはメロンクリームソーダだったような記憶がある。 つまり、冷えた飲料水が体を通過していった期間は人生の大部分を占めていてぬるい飲み物の味をほとんど知らないで人生を送ってきたのである。 室温の飲み物を飲んでいると飲料水に含まれている様々な成分の素顔が見えてくるように思う。 何より、内臓にやさしいと感じている。 室温にしてから、カラダの調子はすこぶる良い。 節電が意識されるようになって、日本人の生活を見直す良い機会にあるが、全国の自動販売機をやめると原発一基分、スーパーやコンビニで冷やさない飲料水を売るようにすると更に原発一基分減らす計算になる。 どうせなまぬるくなる飲料水を室温からはるかに低い温度に冷やす満足の幻想より、確実な原発脱却の方が 利口な国民だと思う。
by kotendesky
| 2012-06-26 00:29
| 冗舌亭日乗
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