2011年 10月 05日

近況報告

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道展の絵を描いている。
この展覧会は自分にとっては特別に記憶されるだろう。
多分、3.11の東日本大震災に影響を受けなかった日本人というのは皆無だと思う。
自分は何も出来ないが、美術家として作家として出来ることはまず記録することだと思う。
自分にとってあの震災とは何だったのか。
どれだけの子どもが亡くなったのか。どれだけの人生が途切れたのかを克明に記憶することが
少なくとも自分の将来にとって意味のあることだと思う。

あの震災で、391人の0才から9才までの幼児、児童が無くなった。4月11日時点の集計だ。
戦争以外でこれだけ大量の子どもの死に遭遇することはたぶん日本人にとってこれからも無いことだろう。
ほぼ同じような人数の10才から19才の生徒も無くなっている。
子どもたちの死はやはり特別に痛ましい。

仕事の上でこれまで何人もの子どもの永眠に遭遇してきたが、病気で亡くなることは不条理である。
同じように災害によって生命のプログラムが突然途切れることも不条理なものだ。
あの震災がなかったら、暑い夏休みに子どもたちはどんな体験をしただろうかと考えると、
やはり自分は画家として自分の受けた衝撃を表現しておきたいと思う。
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描いた作品にあれこれと注釈をつけることはすべきではないと思うが、描いた自分にとって
その作品を制作した日々に感じたことを明確に込めたいと思う。
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by kotendesky | 2011-10-05 04:55 | (七転八倒)制作記!


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