2006年 03月 09日

3日目です

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個展3日目の街は今日も忙しい。

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「行ってらっしゃい」のチーコ。少し寂しげだ。『来週からたくさん遊ぼうね。』


何とか身体のリズムが個展に馴れた。
今日は最高に身体が軽い。4時間しか寝ていないのに立ちつくしの8時間も乗り切れそうだ。
疲れてはいるが、個展を開いている人は皆疲れる。
午前中イラストレーターの石垣君が来訪してくれた。彼とは絵柄や色使いが似ている関係で「一緒に作品展をやらないか」と誘う。親子ほども年齢が違うが同じ作家業だ、同志関係である。

昼近くに師匠の木嶋良治先生来訪。本日は機嫌がよい。
昨年9月頃5,6枚の絵を持ってアトリエを訪ねた折りには様々なアドバイスを頂いた。その後の踏ん張りを評価してくださった。弟子を前にして
『これほどまで色使いが近づいた弟子は君が最初だ』
と過分なおほめを頂く。お世辞など言わない先生だが半分としても私にはうれしいお言葉であった。
『ここは白を重ねてご覧、もっと重みが増すぞ』とか
『リズムが単調だからこの辺は少しリズミカルに繰り返したらよい』
などと上機嫌な言葉の中にも適切なる指摘を受ける。
次は2年後のこの部屋を仮予約しましたというと、『おう、楽しみにしている』
と励まして頂いた。
有言実行である。「次」が大切であることは不肖の弟子だが、十分わきまえているつもりだ。


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絵を観る人

絵を観に来る人には何種類かの分類が出来そうだ。
①絵が好きで画廊の雰囲気に浸りたい人
②絵を観ることで自分の批評眼を磨きたい人。評論家的なこういう人が本当は大切なのだ
③自分でも絵を描く人で、他人の絵を観て勉強したい人。こういう人は自分の後ろ姿を観ているようで可笑しい。絵肌をなめるように技法を解読しようとしている姿が理解できる
④絵の具の使い方を質問してくる人。独学の人もいるが、先生について絵を習っている人もいる。残念なことに油絵の具の化学的な性質を十分理解しているひとが少ない。生徒にそれを十分指導できていないか生徒が知ろうとしないかのどちらかだろう。大学と違って社会教育ではその時間が取れないことも理由だろう

世の中には絵を理解出来ている人は数多くいる、生活の潤いであるというとらえ方も出来る。絵に命をかけて他人と戦っている人もいる。
いずれの場合でも描くこと、ビジュアルに表現することが好きでたまらない人達だ。

作品を観せる側に立ってみて、観る人の姿を観察することで絵の価値のとらえ方が一様でないことに今更ながら驚く。部屋の装飾、生活の潤いあるいはアクセントととらえる人もいる。肩肘を張って絵の価値を解くつもりはないが、結局は観て美しく感じるものは、絵に限らず多くの理想的条件、理論的整合性が備わっているものだと言うことは出来る。

朝方、代議士事務所から電話で議員のスケジュールのレクチャを受ける。土曜日の忙しい合間に会場に来てくださる。ありがたいことだ。
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by kotendesky | 2006-03-09 23:45 | 最新情報


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